アメリカ国立公園局(National Park Service)

どうも。

今回は国立公園を管理する
アメリカ国立公園局(National Park Service)(以下NPS)についてです。


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・NPSとは。
・記章 (insignia)
・職員
・ボランティア
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・NPSとは。
NPSとは、
国立公園システム(国立公園のほか、保護地域や文化遺産などの管理対象地域のこと)
を所管しています。

アメリカの連邦内務省の下部組織で、
「風景、自然、史跡、そして野生動物を保存すること」を
目的とした国立公園局オーガニック法を通して
設立されました。

(そして今日、2021年8月25日は
NPS発足105周年です👏👏👏👏👏👏👏)


NPSの直接管理のほとんどは、上院によって承認されたNPSの局長が監督しています。
公園内のホテルやレストラン、ツアーなどは民間企業が管理、運営しています。

職員数は常勤職員役15,000人、臨時職員役5,000人。
また、毎年役140,000人の公園ボランティアが職員の活動を補助しています。



・記章 (insignia)
NPSといえばおなじみこのマーク。





こちらの記章は1952年から使用されています。

ユニフォームやハットにつけられています。
ビジターセンターの壁面にもあったりしますね。

Death Vally


「セコイアの木とバイソンは植物と野生動物を表し、
山と水は景色の良さや娯楽の価値を表し、
矢じりの形は歴史と考古学の価値を表している。」
とのことです。


後ろの方にはマツの木も生えてますね。
草案の時点で矢じりとマツのデザインがあったみたいです。



・職員
日本において、アメリカ国立公園で働く職員を総称して
「パークレンジャー」と呼ぶことが多いですが、
職員間では実際にはあまり用いられていないようです。

一般的に「レンジャー」という呼称は、
取り締まり業務に従事する法執行部門の職員を指します。

日本人が持つ「パークレンジャー」のイメージに近いのが、
ビジターセンターやフィールドで
自然解説活動(Interpretation)などを担当する職員です。
これらの職員は、「ガイド」と呼ばれているようです。

しかしみんな同じユニフォームを着ているので、
見分けることは難しいかもしれません。


・ボランティア
アメリカの国立公園には
充実したボランティア制度(Volunteer-in-Parks Program : VIP Program)があり、
短期のものから、数ヶ月に及ぶ長期のものまで様々あります。
多くは退職した高齢者や、学生が参加しています。

ボランティアの内容としては、
事務補助からメンテナンス、建設事業まで、
職員がやる仕事なら法執行以外の仕事がボランティアに開放されています。

長期ボランティアに対しては、
ユニフォームや作業に必要な安全装備、無料の宿舎などが提供されます。

外国人に対しては、
国際ボランティアプログラム(International Volunteer-in-Parks Program : IVP Program)が
用意されています。
参加者に対しては交換訪問者用ビザが発給されます。
観光ビザによるボランティアプログラム参加は認められていません。

業務中の怪我に対しては、労務省から治療費が支給されるようです。





興味がある方は下記リンクも見てみてください!
実際のボランティア体験談なども見ることができます。



参考



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